ISSUE DOSSIER
AI活用と権利保護
推進法から性的ディープフェイク、選挙情報まで
AIの研究・利用を伸ばす政策と、偽情報、差別、性的画像、選挙の公正への対策を一続きに整理します。基本法ができた後、個別被害へどの法令・調査・救済を使うかが次の焦点です。
WHY NOW
いま読む理由
第217回国会でAI推進法が成立し、第221回国会では選挙運動のAI生成・改変画像に表示を求める法案が成立しました。推進の枠組みから、利用場面ごとの具体的なルールへ議論が移っています。
KEY QUESTIONS
この論点を読む3つの問い
- 01
被害を受けた人が削除・訂正・救済へ進める窓口はどこか
- 02
高リスク利用を調査・指導・規制へ移す基準は何か
- 03
選挙のAI表示義務をどの主体がどの速度で検証するか
CHRONOLOGY
議論と制度の流れ
問い、会議、法案、公布・施行を時系列でつなぎます。
- 原則
デジタル化の五条件を確認
利便性、取り残さないこと、個人情報、セキュリティー、監視に使わないことを国会質疑で確認しました。
詳しく見る → - 法案審議
AI法と性的ディープフェイクを質疑
既存法で難しい事案をAI法上の調査・指導・助言へつなぐとの政府答弁がありました。
詳しく見る → - 公布
AI推進法を公布
基本計画とAI戦略本部を軸に、推進と不適切利用の調査を進める枠組みができました。
詳しく見る → - 個別ルール
オンライン選挙・AI表示法を公布
選挙関連のAI画像・映像の表示義務とプラットフォームの対策を法律に位置付けました。
詳しく見る →
OPEN QUESTIONS
まだ決まっていないこと
- AI法上の調査結果をいつ、どの粒度で公表するか
- 既存法で扱えない性的・差別的生成物への追加立法
- 表示のない生成物を検出し、訂正情報を有権者へ届ける仕組み