SPEECH COMPARISON
ストーカー・DV被害を、どの段階で止めるか
警察対応・保護命令・再発防止を比較
三氏は加害者教育と再発防止、保護命令を申し立てる被害者の負担、警察内の情報共有と安全優先の判断に重点を置きました。
技術を使った追跡や精神的暴力を含む被害へ、相談から安全確保、再発防止までどう対応するか。
VOICES
発言を並べる
各発言の要約と原文抜粋を、同じ会議録から確認します。
平林 晃
公明党
「四番のところ、教育に関するところを聞かせていただきたいというふうに思います。ストーカーやDVを含めて暴力の根絶に向けては、ストーカー規制法、DV防止法などに基づいて加害者に対する厳正な対応を積み重ねること、これは当然大切なことだと思いますけれども、暴力を許さない意識を醸成するための教育も重要であると考えているところでございます。」
スマートタグなど技術変化への規制を確認し、被害者保護に加えて加害者プログラムと再発防止策を充実するよう求めた。
小山 千帆
立憲民主党・無所属
「暴言、言葉による暴力、モラハラ的な、精神的な被害を受けたケースにおいて裁判所が保護命令の審理をする際に、被害者は実際に精神的な被害を受けているという事実を証明するために診断書を提出するように要求されますのが通常なんですね。こうした運用によって生じる弊害や被害者側の負担、将来における不利益についてどのように認識しておられるか。」
DV被害者とこどもを守る保護命令の運用を問い、被害者支援や制度設計に女性・当事者の視点を反映するよう求めた。
岡田 悟
立憲民主党・無所属
「ストーカー事件というのは、そもそも、被害者の方も、大変な強い不安やストレスにさいなまれた状況で相談にいらっしゃることは想像に難くありません。警察官の皆さんも、大変忙しい中、丁寧にケアをしながら、事件につながらないようにするという丁寧な対応が求められるわけですけれども…」
ストーカー相談・被害の推移と重大事件での警察対応を検証し、組織内の情報共有と被害者の安全を優先する判断を求めた。
COMPARISON AXES
3つの比較軸
- 01
介入する段階
暴力を許さない教育、保護命令の申立て、警察相談と重大事件の予防という異なる段階があります。
- 02
被害の証明
スマートタグの記録、精神的被害の診断書、相談履歴などを、被害者へ過大な負担を課さず判断に使えるかが問われています。
- 03
再発防止
被害者の避難だけでなく、加害者プログラム、警察の組織的な情報共有、技術変化に合わせた規制更新が必要です。
COMMON GROUND
共通している点
相談が重大事件へ進む前に被害者の安全を優先し、法改正だけでなく現場運用と再発防止を強化する必要性は共有されています。